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Laboratory of Behavioral Neuroscience

九州大学
大学院理学研究院
生物科学部門
行動神経科学研究室(松尾研)

私たちヒトを含む動物には、経験した情報を脳内に記録して、それを適切に引き出す機能が備わっています。この記憶・学習の仕組みのおかげで、私たちは刻々と変化する環境・外界情報に対して適切な判断を下し、行動することができます。
当研究室では主に遺伝子改変マウスを用いて、行動解析、分子・細胞生物学、光・薬理遺伝学、in vivo脳内活動イメージングなどの手法を複合的に駆使することにより、記憶情報を担う神経細胞群・シナプス・回路の“可視化”や“活動操作”を行い、「個々の記憶情報は脳内のどこで・どのような原理で表象され、どのような仕組みで適切に読み出されるのか?」といった記憶・学習に関する基本的な仕組みを解明するために研究を行っています。最終的には、動物の行動や意識の基盤となる認知機能の仕組みを“シナプス・細胞・回路の言葉”で説明することを目指しています。


  • 2024/4/1  山本直樹が助教として着任しました。
  • 2023/1/11  小林助教が筆頭著者の「環境を安定的に表象する海馬の神経細胞」に関する論文がCell Reports誌に掲載されました。
          プレスリリース inscopix Blog
  • 2022/6/17  小川正晃先生(京都大学大学院医学研究科)に「期待外れを乗り越える神経基盤」のセミナーを行って頂きました。
  • 2022/5/20  北村貴司先生(The University of Texas Southwestern)に「エピソード記憶を司る神経回路メカニズム」のセミナーを行って頂きました。
  • 2022/1/28  田川義晃先生(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科)に「脳の神経回路形成における自発神経活動の役割」のセミナーを行って頂きました。
  • 2020/4/1  小林曉吾が助教として着任しました。
  • 2019/7/1  松尾直毅が九州大学に着任し、研究室が発足しました